キネシオロジーテープの4つの効果
①筋肉の機能を正しくもどす
②血液・リンパ液の循環を良くする
③痛みを抑える
④関節のずれを正す
①は、何らかの障害、怪我、使いすぎによって痛めた筋肉を治すということです。
どなたでも筋肉が固くなったことがあるでしょう。
ひさびさの運動で全身が痛くなった経験もあると思います。
キネシオテックスを貼ることによって、伸びすぎた筋肉、縮みすぎた筋肉をもとに戻したり、弱っている筋肉を強くする効果があるのです。
②はいわゆる、血行不良といわれているもの、たとえば肩こり、冷え性などを治すものです。
血液やリンパ液の流れが悪くなると、うっ血状態となって神経を圧迫します。
この流れをよくするために、キネシオテーピングでは、皮膚とその下にある組織間の隙間を拡げることによって、その循環を助け、局所にたまっている血液やリンパ液の循環を改善することができます。
③は痛みに対する鎮痛効果です。痛みを感じたときに、自然に手をあてがったことはないでしょうか。これは、皮膚や筋肉を刺激することで、神経学的に痛みを消す効果があることがわかっています。
本来、人間には自分で痛みを抑える機能があり、それがキネシオテックスを貼ることによって、活性化されるのです。
④の関節のずれというのは、おもにスポーツでの障害によって、おこることが多いのですが、その場合にキネシオテーピングは効果を発揮します。
筋の異常な緊張によって関節を構成している骨を引っ張ってしまい、関節がずれてしまう場合などがそうで、ある程度キネシオテックスを引っ張って使用します。膝や足首など、強い衝撃で痛めやすい部分によく使われます。